2025.12.24
2025年度の終業式が行われました
唐津の冬らしさが増してきた12月24日、終業式をオンラインにて実施しました。
式の冒頭では、今年度さまざまな分野で活躍した生徒が表彰されました。
メダルやトロフィー、表彰状が授与されるたびに、各教室からは惜しみない拍手が送られました。
学園点描でも紹介した「プレゼン甲子園」で活躍した生徒や競走部の生徒も、この場で改めて表彰されました。
続いて、校長先生による訓話がありました。
音楽がご専門の校長先生らしく、ベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章で歌われる「歓喜の歌」に触れられました。
1824年に完成したこの作品は、すでに聴力のほとんどを失っていた当時54歳のベートーヴェンが、聴覚に頼ることなく、強い信念と長年の思いを込めて生み出したものです。
年末の風物詩として親しまれている「第九」は、一年を振り返るこの時期にふさわしい音楽であり、「今年一年を“歓喜”で締めくくってほしい」という校長先生の願いが語られました。
生徒たちはそれぞれの一年を振り返りながら訓話に耳を傾け、この一年を「歓喜」で結び、新たな一歩へ向かう気持ちを整えて、終業式を終えました。
終業式の後には、大掃除を行いました。
教室や廊下、共有スペースなどを分担し、日頃使用している場所への感謝の気持ちを込めて、隅々まで丁寧に清掃する姿が見られました。
一年の締めくくりにふさわしく、学び舎も心もすっきりと整え、清々しい気持ちで新年を迎える準備が整いました。