食害魚プロジェクト第4弾!唐津の海を知るミニ講演会を実施(サスティナ部)
12月17日、唐津のNPO法人浜─街交流ネット唐津から千々波様をお招きし、「唐津の海を知るミニ講演会」を実施しました。
千々波様は、漁業の傍ら唐津の海を守る活動を展開されています。
早稲田大学出身というご縁もあり、本日も海から上がったその足で本校に来てくださいました。
まず、唐津の漁業の歴史は古く、『魏志』倭人伝にも記載があること、現代の漁法が江戸時代には確立されていたこと、昭和53年がピークだった漁業が現代衰退していることなど、唐津の漁業のことを学びました。
漁業の衰退の原因の一つは魚離れ(魚の消費量減少)だけでなく、海水温上昇とそれに伴う藻場の減少、そしてやはりプラごみ問題が大きいとのことです。
唐津の漁業を守るための今回の講義テーマは、『磯焼け』と『プラごみ』の2点でした。
『磯焼け』については、藻場の役割と磯焼けが起こる原因、その対処法について学びました。
ガンガゼ(ウニの一種)の駆除活動や魚類調査など、玄海町海岸での磯焼け対策事業とその成果について教えていただきました。
海水温の上昇によって生息する魚介類が変化したことも磯焼けの大きな一因となっていることを知りました。
『プラごみ』については、漁業者にとっても深刻な問題で、潮流によっては外国製の強塩酸入りの一斗缶や注射針、漁業用の発煙筒などが漁網に絡まっていることも多いそうです。
また、ビーチクリーン活動が盛んな砂浜はもとより、「磯浜」(岩がごろごろしている浜)のプラごみ問題が深刻で、船を出しての回収とその処理作業が大変とのことでした。
浜─街交流ネット唐津様はプラごみを事業所向け固形燃料にする技術を開発されたそうで、ゴミから資源を作る仕組みか少しずつ稼働し始めていることに感銘を受けました。
今回、磯焼けを引き起こす食害魚の一つである「クロダイ」のフライも持参いただき、参加した生徒たちはそれを試食しながら講演をうかがいました。
新鮮なうちにフライにされたこともあり、「おいしい!」「ハンバーガーにしたい!」「タルタルソースに合う!」などの意見が飛び交っておりました。
サスティナ部としては、今後もビーチクリーン活動(ごみ分析)を継続すること、クロダイをはじめ食害魚の商品化を進めること、そして、今回のお話を受け、『唐津の海を守ろう!』と様々な場面で発信していくことを改めて活動方針に定めました!!