早実初等部のみなさんをお迎えして、本校生徒がプレゼン!
8月22日、早稲田実業学校初等部の児童・保護者のみなさまが、本校を訪れてくださいました。
今回の訪問は「親子で学ぶ早稲田大学と早稲田実業 故郷佐賀編」の一環として初めて実現したものです。唐津の耐恒寮で学んだ天野為之先生が早稲田実業学校の創立に尽力された歴史に思いを馳せると、児童たちが唐津の地に立ち、学びの原点に触れるその瞬間は、まるで時を超えてご縁が結ばれたかのようで胸が熱くなりました。
当日は、中学生徒会長が「唐津と近代教育」について、高校サイエンス部が「JAXAGA SCHOOL〜宇宙にあるガンマ線量を音にして地上との違いを子ども達に伝える〜」について、それぞれ堂々と発表しました。
中学生徒会長は、クイズを交えながら児童たちを惹きつけ、自らの学校のルーツを一緒に辿る旅へと導いてくれました。児童たちが真剣にメモを取りながら積極的に発言する姿には、学ぶ喜びがあふれていました。
サイエンス部の発表は、以前ご紹介した「JAXAGA SCHOOL高校生の部」の研究成果をもとにしたものです。
宇宙に存在する放射線「ガンマ線」のデータを音へと変換し、子どもたちに“耳で宇宙を感じてもらう”という挑戦。その4年間の歩みが結実し、発表を聞いた児童たちからは「宇宙の音って面白い!」「たとえ失敗しても工夫すれば成功できるんだね!」といった声があがりました。その瞬間、研究に込めた情熱が確かに伝わり、子どもたちの心に火を灯したのだと実感しました。
プレゼンの後、児童たちからは一生懸命なお礼の言葉とお土産が手渡されました。少し照れながらも、まっすぐなまなざしで「ありがとう」と伝えてくれるその姿に、本校生徒たちは先輩としての誇らしさを抱いていたようでした。
続いて、中学生徒会長は大隈重信像や「唐津近代揺籃の地」記念碑をご案内しました。
堂々と説明する姿に、保護者や先生方が深くうなずき、そして児童たちが輝く瞳で聞き入ってくれている光景は、この日ならではのかけがえのないものとなりました。
児童たちの無垢な笑顔、保護者や先生方のあたたかな眼差し、そしてこの貴重な機会を与えてくださった早稲田実業学校への深い感謝──。それらすべてが重なり合い、本校生徒たちにとって生涯忘れることのできない一日となりました。
唐津の地で紡がれたご縁を胸に、これからも早稲田を共に支える仲間として歩み続けていきたいと思います。