情熱のプレゼンで全国を魅了!高校生プレゼン甲子園で最優秀賞を受賞!
8月23日(土)、福井県福井市で開催された全国高校生プレゼン甲子園決勝大会に、高校3年生の太藤和実さん、山田麻美子さん、佐藤杏奈さんが出場しました。
全国高校生プレゼン甲子園とは、テーマについて深く考察し、自分の考えや念(おも)いを「伝える」ことで、論理的思考力、表現力、創造力等を養うとともに、互いの発表を通して、総合的なプレゼンテーション能力の向上を図ることを目的とする大会です。
第5回となる今年は、昨年を上回る777チームがエントリーし、彼女たちは見事、「最優秀賞兼文部科学大臣賞」(併せて、JTB賞も受賞)を獲得しました。
審査講評として、以下のコメントをいただきました。
─地域が抱える過疎化という課題に対し、郷土料理という文化資本を「多様性と寛容性」というテーマに接続させた独創的な解決策であり、見事な提案でした。机上論に留まらず、地域住民を巻き込んで試作まで行う行動力、そして演劇のように完成された発表スキルは圧巻です。高校生の情熱が地域を動かす好循環を生み出す、実現可能性の非常に高いモデルケースと言えます。
以下は、受賞した生徒たちの感想です。
─決勝大会の他チームすべてレベルが高く、まさか優勝チームとして自分たちの名前が呼ばれるとは思ってもいませんでした。表彰式はまるで夢の中にいるようにふわふわしていて、あまり記憶がありません。ですが、練習の成果を存分に発揮して、自分たちらしくやり切れたステージ上での最高の気分は鮮明に覚えています。ここまで来られたのも、夏休みも毎晩話し合いを重ねたメンバーを含むたくさんの方々が支えて下さったおかげです。プレゼンした企画自体は、2月の高校生喫茶開催というゴールに向けて、これからも出会いの縁と感謝を忘れずに取り組んでいきます。ぜひ応援よろしくお願いします。
─今思えば一瞬のステージでしたが、緊張を乗り越え私達らしいプレゼンをやり遂げた15分間は忘れることのない宝物のようなひと時でした。優勝が決まった時は涙が止まらず、真っ先に隣にいたメンバー達への感謝の気持ちが溢れてきました。最高の仲間と最高の結果を得ることができたことにこの上ない幸せを感じています。今回このような結果をいただけたことは決して奇跡や偶然ではなく、積み重ねてきた努力の結晶だと思います。これからも礼儀や謙虚さ、笑顔を忘れずに努力し続けることで、より良い人生を切り開いていきたいです。
─「プレゼン甲子園優勝のコメントを書いてください」と言われ、やっと本当に優勝したのだと実感する事ができました。こんなに素敵な賞をいただけたのは、時間が限られた中でも支えてくれた頼りがいのある優しいメンバーのおかげです。その他にも学校のお友達、学校の先生方、佐賀県庁の方、NPO鳳雛塾の方、ずうし(佐賀県の郷土料理)の試作を一緒にしてくださった橋本さん、本当に沢山の人の支えがあってこそ達成する事ができたと感謝の気持ちでいっぱいです。大会を通して、食が生み出す“つながり”の力を改めて感じる事ができました。年齢や出身を超えて、多くの人と出会い、つながれたことは何よりの財産です。この経験を忘れずに、これからも沢山のことに挑戦していきたいです。
こちらの動画の3時間20分過ぎから、全国777チームの頂点に立った彼女たちの情熱あふれる発表が始まります。
ぜひその熱い瞬間をご覧ください!