体育祭1日目が開催されました
午前中の天候不良に伴い、今年の体育祭は時間を遅らせて一部実施し、翌日の午前中に残りの種目を行うことになりました。開催を願う生徒や先生方の熱い気持ちに応えるかのように、昼前には天気が好転し、予定の半分ほどの種目を実施することができました。午後から実施された体育祭は、雨上がりの気温や良好なグラウンドのコンディションなど、まさに「雨降って地固まる」という校長先生のお言葉がぴったりでした。
開会式前には各ブロックから鬨の声もあがり、闘いの始まりを予感させました。大玉送りや大縄では団結力やチームワークに、スウェーデンリレーでは抜きつ抜かれつの白熱した場面に大きな歓声があがりました。
応援部が主導する全体エールでは、ブロックを超えて肩を組み、歌い上げた『紺碧の空』が校庭中に鳴り響いていました。“早稲田佐賀魂”が感じられるひと時でした。
ブロックごとに行われた応援合戦は、息をのむほどの凛々しさ、一糸乱れぬ演舞の美しさに目を奪われてしまいました。臙脂ブロックは勇往邁進する駿馬、白ブロックは唐津城下に舞い降りた純白の鳳凰、緑ブロックは臙脂を奪取する大蛇、黄ブロックは栄光を奪還する獅子のごとく、力強い太鼓のリズムに乗せ、明日の覇者たちが応援合戦を繰り広げていました。
今日の体育祭について、保護者の方々にお話を伺ってみました。関東からいらっしゃった高校生の保護者の方は、「明日帰るので半分だけでも参加できてよかった。いつ来ても、生徒の多さにはびっくり!」と、スウェーデンリレーに出場するお子様の勇姿を楽しみにされていました。福岡からお越しの中学生の保護者の方は、「午前中の待ち時間には戸惑ったが、普段行く機会のない旧高取邸など観光の時間に充てることができた。1000回を超える高校生の大縄には圧倒された。」とコメントしてくださいました。
すぐりし精鋭たちの闘いは明日も続きます。臙脂色に輝く理想の王座を手にする覇者は、どのブロックになるでしょうか。明日の記事もお楽しみに!