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中学3年生、公民の授業で「まちづくりゲーム」!―対話で学ぶ地方自治―

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中学3年生は、公民の授業で「地方自治」をテーマにした“まちづくりゲーム”を実施しました。
この授業では、まちの未来を「自分たちの問題」として考え、多様な意見をまとめながら合意形成を体験的に学びます。

生徒たちはまず、子育て世代の親、高校生、高齢者といった異なる立場を演じ、「自分ならどんなまちにしたいか」を考えました。
「公園にもっと遊具を!」「企業の誘致で雇用を増やしたい!」など、立場ごとの視点から多彩なアイデアが飛び出します。

後半は、立場の異なるメンバーでグループを組み、意見を戦わせながら一つの「まちづくりプラン」をまとめていきました。限られた財源の中で、どの政策を優先するか――真剣な議論の中に、合意形成の難しさと対話の大切さが光りました。

生徒たちはこの授業を通じて、地方自治を教科書上の知識ではなく、自分たちの生活に密接に関わる「自分事」として捉えることができました。多様な価値観を尊重しながら対話を重ねる姿勢は、社会で生きるうえで欠かせない力です。

今回の学びを通して培った、当事者として考える力と、異なる意見をまとめる合意形成力は、地域社会だけでなく国際社会でも求められる重要な資質です。
これからも、生徒たちがこうした力を糧に、対話で未来を切り拓くグローバルリーダーへと成長していくことを期待しています。