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ワセクエ 『ライス・イズ・マネー』第2回を開催しました!

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歴史科・公民科の先生方と一緒に、コメから歴史・政治・経済的な観点を育む講座、ワセクエ『ライス・イズ・マネー』の第2回が開催されました。

 

第1回では、『ライス・イズ・マネー ~コメに恋焦がれコメに泣く為政者たち~』と題し、現代の日本が直面する「令和の米騒動」をテーマに、歴史と現代をまたぐ科目横断型、双方向型の講座が行われました。今回は、「令和の米騒動」の具体的な解決策を考えるグループワークを行いました。アクティブラーニングの手法であるジグソー法を取り入れた講座は、生徒たちが主役。政治家、経済界、コメ農家、消費者それぞれの立場に立って、反対意見にも配慮しながら自説を展開する生徒たちを見ていると、「ああ、未来はきっと大丈夫だ」と感じずにはいられませんでした。

 

講座終了後、1人の生徒が学園点描スタッフに、こんな感想を伝えてくれました。

「自分が『知らない』ことに気づかされました。相手にこうしてくれ、ここがダメだ、なんて主張することがあるけれど、さまざまな角度から物事をみることや、多くの利害関係人の立場を理解することが大事だと実感しました。」

10代で「無知の知」に気づくというのは、きわめて意義深い体験です。知識を得ることよりも、「知らないことに気づく」ことの方が、学びの本質であり、そこからすべてが始まるからです。ワセクエは、そんな“知の出発点”に生徒自身が立てるような場を、これからもつくっていきたいと考えています。 

 

最終回となる第3回では、練り上げた解決策をプレゼンテーションする予定です。番外編として、「世界史からみた主食」についての講座も予定しています。第3回目からの参加も大歓迎です。

 

唐津の片隅から愛をコメて、あなたの参加をお待ちしています。