歴史科・公民科の先生方と一緒に、コメから歴史・政治・経済的な観点を育む講座、ワセクエ『ライス・イズ・マネー』が開催されました。

令和の米騒動、高騰し続ける米価、「コメ担当大臣」の誕生…ここ最近、毎日のようにコメをめぐる報道を見聞きします。生徒たちも、毎日の食にかかわるコメ問題には興味津々。記念すべき第１回では、『ライス・イズ・マネー　～コメに恋焦がれコメに泣く為政者たち～』と題し、現代の日本が直面する「令和の米騒動」をテーマに、科目横断型、双方向型の講座が行われました。

まずは、『日本史におけるコメ問題への対応～8人の為政者たち～』を学ぶ中で、古今東西、コメを巡る難題に奮闘した8名の為政者たちの足跡を再確認し、彼らの知恵と苦悩に迫りました。後半は、その歴史的背景を踏まえつつ、現代の政治の特徴へとまなざしを向け、今日の社会を読み解くヒントを探りました。時に面白く、時に真剣に、歴史の面白さと現代社会の奥深さを同時に感じられる、示唆に富んだ時間となりました。

『ライス・イズ・マネー』は全3回にわたる深掘り講座を予定しています。第2回では「令和の米騒動」の具体的な解決策を考える講座を行います。そして最終回となる第3回では、練り上げた解決策をプレゼンテーションする予定です。番外編として、「世界史からみた主食」についての講座も予定しています。第2回目からの参加も大歓迎です。

唐津の片隅から愛をコメて、あなたの参加をお待ちしています。