「食害魚プロジェクト」始まりました!
早稲田佐賀中学生・高校生の有志を募り、校外のたくさんのサポーターの方に協力を仰ぎながら商品化を目指す「早稲田佐賀食害魚プロジェクト」がスタートしました。
これは、「あおいほしのあおいうみ」(Think the earth様寄贈)を使ったブックトーク討論会を経て、本校サスティナ部(サークル活動)メンバーが「やりたい!」と声を上げたことから発足したプロジェクトです。ご縁がつながり、NPO法人なかよし学園プロジェクト様、唐津市環境課様、対馬の丸徳水産様、NPO法人浜–街交流ネット唐津様、佐賀県牛乳普及協会様などに伴走いただきながら研究に取り組むことになりました。海のやっかい者食害魚や未利用魚を有効活用し商品化を目指し、その商品や売上金を途上国支援に役立てることが最終目標です。
第1回目は、7月12日(土)に開催。NPO法人なかよし学園プロジェクトの中村様に世界の途上国の現状となかよし学園プロジェクトの活動内容を教えていただきました。「紛争や治安の悪化により立ち入りが制限される国や地域の子供たちにも教育を」という精神で日本の子供たちが作ったおもちゃや企業から提供された商品を持参し様々なアプローチよる教育活動を展開されている様子とバイタリティ溢れる中村様の講演に生徒たちも聞き入り、あっという間の90分間でした。世界の情勢を知り、教育の力を学ぶことができました。
プロジェクト始動にあたり、まずは「途上国に平和教育を」と、広島平和記念資料館作成の平和学習導入教材「はじめてのヒロシマ」を英語に翻訳し途上国に届けるミッションを担いました。生徒が「やさしい英語」に翻訳した絵本を使って、中村様が平和教育を実施されます。また、お土産の一つとして、サスティナ部製作のペットボトルキャップアップサイクルキーホルダーに英語メッセージを記入したものを託しました。
次はいよいよ「食害魚」について学びます。漁師さん、食品加工会社の方に現地の様子を学んだり、唐津のソウルフード「魚ロッケ」を作ったり、試作品に挑戦したりしながら商品開発に取り組みます。
今後の展開が楽しみです。早稲田佐賀中学・高校生の新規参加もお待ちしています。