「我が家のお雑煮レポート」でつながる伝統と心~高校1年生の探究的な学び~
高校1年生が家庭科の冬休み課題として取り組んだ「我が家のお雑煮」レポートをもとに、クラス発表会と廊下展示を行いました。
全国各地はもちろん、帰国生や海外にルーツをもつ生徒も在籍する早稲田佐賀高校ならではの、多様な背景が反映された250通りのお雑煮が並び、廊下はまるで“日本と世界の食文化マップ”のような光景となりました。
昨年度から始めた高校1年生の「我が家のお雑煮レポート」。
今年度はさらにバージョンアップし、地域ごとに色分け、お雑煮に込められた思いも伝えました。
お正月らしい華やかなお雑煮の写真が並ぶ様子は圧巻で、地域の食文化を色濃く反映した食材や味付け(すまし仕立て・白みそ仕立て・あんこ餅・ぜんざい風・醤油仕立てなど)に、生徒たちは足を止め興味深そうに見入っていました。
調理実習で九州の郷土料理「筑前煮」などに取り組み、伝統行事と行事食を学んだ生徒たちが冬休みに取り組んだ「我が家のお雑煮」。
調査や発表を通して、伝統文化の継承の大切さや、おせち料理に込められた繊細な心配り、家族への感謝の思いなどに気づき、食文化を起点とした「深い学び」「探究的な学び」へとつなげることができました。
家庭科ならではの学びを通して、文化と心を未来へつなぐ貴重な機会となりました。
「毎年当たり前だと思って食べていたお雑煮をレポートしてみたら、一つ一つの食材の下ごしらえの丁寧さに驚いた。元旦から家族のために準備をしてくれる親に感謝したい」
「初めて一緒に作ってみた。おせち料理とともに、様々な食材からだしをとり、飾り切りを施すお雑煮は、日常とは異なるお正月ならではの料理であることを改めて感じた」
「お雑煮は地域の特色の中にもそれぞれの家庭の食文化を継承するものであり、受け継がれるものであると同時にそれぞれの地域の文化が融合される興味深いものだった」
「毎年これが我が家の定番。食べると一年が始まったという気持ちになる」
「このような貴重な文化を、私たちも次の世代に伝えなければならない」
など、生徒たちの感想からは体験を通した深い学びが感じられました。
また、保護者の方からも「一緒に台所に立ち、いろいろなことを話すことができた。子供の成長を感じられた」など嬉しいコメントもいただきました。
保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。