「小友祇園祭」に参加した本校生徒が佐賀新聞に掲載されました!
7月13日(日)の佐賀新聞において、小友祇園祭に参加した本校生徒2名が取り上げられました。
小友祇園祭は、唐津市呼子小友において行われる、「海を渡る山笠」として全国でも有名な祭りです。流行病除け・五穀豊穣・大漁を願い、高さ15m、重さ3トンの迫力ある山笠を、約50人の男衆が4本の大棒で担ぎ地区内を勇ましく担ぎ廻ったのち、海中へと入っていきます。
2名が祭りに参加したのは、「伝統ある祭りの担い手不足」をテーマにビジネスプランコンテストのアイデアを作成しており、まずは実際に体験してみたかったという動機から。
体験してみて、地域の人手不足を実感したという2名。
「祭りに参加している10代は僕たちだけでした。高齢者が多く、子どもが本当に少ないという印象を受けました。」
「祭りは、観光客や地域の人、さまざまな人が深くかかわることのできる場です。動画チャンネルを運営して僕たち高校生が祭りに参加している様子を投稿し、収益化して地域に還元することで地域貢献できるのではないかと考えています。本校のような”私立”は、必ずしも地域の生徒が通学しているわけではありません。実際僕たちも福岡や佐賀市出身ですが、唐津にある早稲田佐賀高等学校に通うことで、唐津のよさを実感し、アピールすることの大切さに気が付きました。」
ラグビー部に所属している「力自慢」の2人ですが、「3トンもある山笠を担ぐのはさすがにキツかったです!」と苦笑い。
でも、「来年も参加したいです!地域に貢献する活動をこれからも続けていければと考えています。」「唐津には伝統的な祭りがたくさんあります。個性豊かな唐津の祭りを広めていきたいです!」と前向きな思いを語ってくれました。
地域の課題に自ら飛び込み、体験を通して学び、次のアクションを構想する──そんな姿勢こそ、「社会課題の解決に向けて考え、行動する人=グローバルリーダー」としての第一歩だと、私たちは考えます。
生徒たちの挑戦が、学校に新たな気づきをもたらし、そして地域にも喜びをもたらす。このような“学び・学校・地域”の三者が響き合う姿こそ、本校が目指す“地域に根差した学び舎”そのものです。
小友祇園祭の様子はこちらから御覧いただけます。