唐津東港ではこの2週間、本校吹奏楽部が豪華クルーズ船の出港式を特別な演奏で彩りました。
まず1週目は、晴れ渡る夕暮れの空の下、クルーズ船の優雅な出港を4曲の演奏でお見送り。
特に「アラジン・メドレー」では、幻想的なメロディが夕日を浴びた港に響き渡り、乗客を魅了しました。
さらに、近くで練習していたラグビー部も応援に駆けつけ、バックで力強いダンスを披露。
会場全体を巻き込む熱気で、船出を盛大に盛り上げました。
続く2週目は、あいにくの雨模様。
しかし、雨音を切り裂くように、生徒たちの奏でる力強いハーモニーが港に響き渡りました。
多くの乗客や見送りの方々を感動の渦に包み込んだのは、ロックの名曲を繋いだ「ディープ・パープル・メドレー」。
重厚かつ迫力あるサウンドは、大海原へと旅立つ船の力強さを象徴しているかのようでした。
乗客たちは手すりに身を乗り出し、リズムに合わせて体を揺らしたり、笑顔で手を振ったりと、すでに旅への期待感に胸を膨らませている様子でした。
そして、大人気のヒット曲「青と夏」が演奏されると、雨空の下でもまるで夏の太陽が降り注ぐかのような爽やかで疾走感あふれるメロディが、乗客の心に希望の光を届けました。
生徒たちは、それぞれの楽器から心を込めた音色を届け、乗客一人ひとりの心に「最高の旅になるように」というメッセージを届けました。
演奏が終わると、船上からは惜しみない拍手と歓声が湧き起こり、生徒たちも満面の笑顔でそれに応えました。
言葉の壁を越え、音楽が感動と喜びを届ける瞬間は、まさに「音楽は国境を超える」という言葉を体現していました。
今週の土曜日に開催される中学オープンスクールでも、吹奏楽部による生演奏で皆さんを歓迎します。
当日は、どんな演奏が披露されるのか、楽しみにしていてくださいね。
中学オープンスクールへのお申し込みがまだの方は、こちらからお申し込み下さい。
申し込みは6月3日(水)までとなっています。