理事長メッセージ

学校法人大隈記念早稲田佐賀学園 理事長
早稲田大学常任理事
文学学術院教授
さまざまな分野で
国内外を問わずリーダーシップを発揮できる素養を育む。
佐賀県は早稲田大学の創設者である大隈重信の生誕の地であり,唐津市は藩出身の天野為之の生誕地でもあります。天野為之は早稲田佐賀中学校・高校の校舎が建つ位置にあった藩の英学校「耐恒寮」で学び,政治家,経済学者として活躍し早稲田大学第2代学長に就任するなど早稲田大学や本学園と深いつながりがあります。またこの地は幕末から明治にかけて日本の政治・産業の発展に向けて大きく貢献した人材を送り出した地でもあります。
早稲田佐賀中学校・高校は2010年4月に開校し,10周年を経て着実に歴史を刻み成長・発展し続けています。今年度はこれまでの学園を振返り,更なる発展に向けて改善・改革を進めていくとともに唐津市をはじめ地域とのつながりを大事にした教育活動をしてまいります。
佐賀県,福岡県や九州,全国から集う生徒には切磋琢磨しながら唐津の地で学び,先人たちに倣って,将来さまざまな分野で国内外を問わずリーダーシップを発揮できる素養を本学園で育んでいけるように学園を運営してまいります。
校長メッセージ

早稲田佐賀中学校・高等学校 校長
早稲田佐賀が目指す教育の在り方。
早稲田佐賀中学校・高等学校は「学問の独立」「進取の精神」「地球市民の育成」という3つの建学の精神を掲げ、中高一貫校として2010年に佐賀県唐津市に誕生しました。唐津藩最後の藩主であった小笠原長国が新時代に活躍する人材を育成するために1871年に開設した英学校「耐恒寮」の跡地にあり、玄界灘を望む唐津城、その東西に広がる虹の松原など多くの自然や文化と歴史に包まれた唐津の地で、全国各地から集まった仲間たちが日々学校生活を謳歌しています。本校は早稲田大学の系属校ですので、大学が掲げる理念の一つである「世界で輝くWASEDA」を基に、確かな学力と豊かな人間性を兼ね備えたグローバルリーダーの育成を教育目標に掲げています。早稲田大学創設者大隈重信の原点である九州・佐賀の地で「早稲田だからこそ学べるもの」「佐賀だから体験できること」を実施し、本校独自の“早稲田スピリット”が培われ、あらゆる場面で活躍できる人材を育てるべく質の高い教育を実現して参ります。