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唐津市厳木町 中島山笠に参加しました。~山笠に懸ける人々の思い~

2022/11/15
10月8日(土)・9日(日)に、3年ぶりに開催される厳木町の中島地区に伝わる若宮神社の秋季礼祭である「中島山笠祭」にボランティアとして早稲田佐賀高校の生徒延べ18名が参加しました。
参加者を代表して、高校3年生の市橋健成さんが感想を書いてくれたので紹介します。


特に印象に残ったのはやはり、あの立派な山笠です。初めて目にした時から並々ならぬ迫力を感じていました。まさかその山笠を地元の皆さんと一緒に曳かせて頂けるとは、大変光栄でした。すべて手作りの豪華絢爛な山笠とそろいの赤い法被姿の中島地区の住民の方々が、厳木町の街並みや自然の風景に山笠が溶け込んでおり、感激しました。また、パン屋さんや屋台の食べ物(特にしし汁)、ステージも大いに楽しむことができました。中島山笠は、昭和28年から途絶えていましたが、 平成10年に地元の有志の方々が復興され、今日まで守り続けてきた物だという話を伺いました。地元の伝統を復活させ、残そうとする熱い気持ちは、山笠の重みとともに身体いっぱいに伝わってきました。これからもこの祭が守られ続けることを心から願っています。  
今回の体験は高校生活の大変良い思い出となり、忘れることはできません。また、いつか機会があれば、厳木町の皆さんにお会いし、お祭りに参加したいと考えています。


早稲田佐賀としても地域の方との交流を積極的に図り、唐津ならではの体験ができるような機会を提供していきたいと考えています。