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学園点描

第55回佐賀県文学賞に本校生徒が多数入選

2017/11/07
佐賀県芸術文化協会が主催する第55回佐賀県文学賞に、本校高校生18名が見事入選いたしました。
作品は佐賀新聞に掲載され、2月には作品集も刊行されます。
 
作品の方をご紹介します。
 
ジュニアの部
【短歌部門】
二席(高2女子)
「麗かな陽射しの中で春スキーリフトから見る小さな蕾」
三席(高3女子) 
「友だちとくだらないことで笑い合う日本は平和と常々思う」
秀作1(高3女子)
「母の代祖母の代から変らずに雅やかなる雛の横顔」
秀作2(高3女子)
「頭垂れ心身清める神聖な静寂に響く二拍手の音」
秀作3(高1男子)
「咲き誇る桜も同じ吾々は例え散れども何度も咲こう」
佳作1(高2女子)
「花暦捲れば新たな香り立つ朝惑いさえ今朝は忘れて」
佳作2(高3女子)
「夜の黙耳に残るは目もあやな鳥の雛らのかまびすしき声」
佳作3(高3男子)
「咲き誇り雨に降られて人びとの不安をよそに落ちぬ花びら」

【俳句部門】
佳作(高1男子)
「この俺にスケッチさせろ紅葉の樹」
佳作(高1女子)
「夏の夜花火横目に塾へ行く」

【川柳部門】
二席 (高1女子)
「君となら足どりゆるむ帰り道」
秀作3 (高1女子)
「いつのまに祖母の視線が下になる」
秀作4 (高1女子)
「豆飯と母の横顔焼き付ける」
秀作5 (高1男子)
「丸まった祖母の背中に愛感じ」
佳作1 (高1女子)
「平凡と思えるだけで幸せだ」
佳作2 (高1男子)
「用もなく廊下うろうろ君探す」
佳作3 (高1女子)
「二人きりこのまま時がとまればな」
佳作7 (高1男子)
「海風が朝の瞳に突き刺さる」
 
http://saga-geibun.or.jp/main/40.html
(主催者リンク)